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小林由政

不動産で良く使われる言葉

両手・片手とは 不動産取引を媒介したときの宅地建物取引業者の成功報酬の受取り方を言い、取引当事 者の双方から受け取る場合を『両手』、一方のみから受け取る場合を『片手』と言います。

分かれとは 売り手・買い手が異なる業者に取引の媒介を依頼して成約すれば、一般的にはそれぞれの 依頼者が支払う報酬をそれぞれの業者がそのまま受け取るという『分かれ』となります。

元付けとは 宅地建物の売買の仲介において、顧客から直接に売買の依頼を受けている立場にあることを言います。一方、そのような依頼を受けた売買の相手方を発見・仲介する事を『客付け』と言います。

物件の囲い込みとは 不動産の売却を依頼された不動産業者が、意図的に他の不動産業者に物件を紹介しない行為を言います。囲い込みは、依頼主の利益を損なうほか、仲介の倫理に反し、不動産取 引市場に対する信頼を妨げることになりかねません。

抜き行為とは ある依頼者(売主・買主・貸主・借主)が、ある宅地建物取引業者との間で媒介契約また は代理契約を締結しているにも関わらず、他の宅地建物取引業者がその依頼主を誘引して媒介契約または代理契約を締結する事を『抜き行為』と言います。 元の契約が『専属専任媒介契約』や『専任媒介契約』である場合には、依頼者は当該媒介 契約に従って違約金を支払う事となる可能性があります。

ブローカーとは 売買の仲介人を言います。一般に株式や不動産の取引を仲介する者をさしています。

レインズとは 国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピューターネットワークシステムの名称です。

登記識別情報とは 権利の登記を終えた場合に、その登記名義人が真正な権利者であることを公的に証明するために、その登記名義人に対して通知される秘密の12桁の番号の事です。従来の登記 済証(いわゆる権利証)に代わる物です。

事故物件とは 権利について争いがあったり、浸水、自殺、倒産などの事故の場所となったりした宅地建物を言います。取引価格は、事情を反映して低くなることが多くなります。

現状有姿とは 現在あるがままの状態を意味します。山林や原野などで造成工事をしないで販売することを『現状有姿分譲』と言い、市街化調整区域の別荘地などでよく行われます。

契約不適合とは 売買や請負において、契約に基づいて引き渡された目的物が、種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合していないことを言います。

追完請求とは 売買契約の履行において、引き渡された売買の目的物が種類・品質・数量に関して契約の内容に適合しない場合に、買主が売主に対して、目的物の補修、代替物の引渡し又は不足 分の引渡しを請求することです。

善意・悪意とは 私法上の概念で、ある事情を知らないことを『善意』、知っていることを『悪意』と言い ます。

私的な法律関係においては、善意であるか悪意であるかによって、法律効果が異な る場合が数多くあります。

住宅インスペクションとは

既存住宅を対象に、構造の安全性や劣化の状況を把握するために行う検査・調査を言います。

徒歩所要時間とは

歩いてかかる時間のことですが、徒歩所要時間を表示する場合には、徒歩1分が 80mに 相当するものとして計算します。




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