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小林由政

不動産屋のイメージ

『不動産屋』というと一般的には、うさん臭い山師的な職業で、海千山千のそんな世界のイメージがあるようです。

そもそも不動産屋とは、宅地建物取引業法が適用となる業者で、不動産を不特定多数に反復継続して行うことを業とするする仕事です。そんな業者が全国に約12万社あります。宅地建物取引業者⇒町の不動産屋⇒イメージの悪い不動産屋という流れです。

また、不動産屋にはアナログで昭和なイメージもあり、実際、宅地建物取引士(宅建士)の平均年齢はなんと49.8歳です。

不動産屋には電話、FAX、郵送をメインの連絡手段にしている所がまだまだ存在していますが、ベテラン社員1~2人だけだと世の中の変化を嫌う人もいるのでしょう。

不動産屋の悪いイメージ

1 販売ノルマがきつい 特に投資用マンションを販売している会社、いわゆるしつこい会社はノルマがきついようです。

2 ネガティブなニュースが目に付きやすい

 かぼちゃの馬車事件(スルガ銀行との結託)など、金額が大きいので記憶に残りやすいようです。

3 悪いイメージが昔のまま残っている

 ヤ●ザの地上げ、競売の落札物件に占有者入居など、現在ではほとんど聞かないひどい話のイメージ が残っているようです。

4 労働環境が悪い

お客様商売のため休みが少なく、土・日や夜間の仕事も多いのは事実です。

5 嘘か本当か分からない事を言う

昔の不動産業界は千三つ屋(千に3つしか本当のことを言わない)と言われました。

6 コンプライアンスが守られていない事がある

契約書を二重に作って融資用に工作する、高齢者に契約がまとまるまで恫喝するなどのニュースを耳 にすることがあります。


不動産屋の悪いイメージを払拭するために  不動産業界はアナログな部分も多く、ベテランの人も多いので中々変わらないとは言われていますが

 お客様の立場に立ったコンサルティング型提案にしていかなければなりせん。

 もし気に入った土地を見つけても、この会社から買っていいかどうか迷っている場合には、 一は、

 行政処分が過去にあったかどうかを調べる方法があります。

 『国土交通省ネガティブ情報等検索システム』でその業者の名前を調べる事ができます。






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