結婚や子供の成長などで家を考える方も多いと思いますが、まず『戸建かマンションか?』で悩む方も多いのではないでしょうか。
マンションが建っていないエリアで計画されるのであれば必要ないのでしょうが、倉敷でも多くのマンションが建っていますので、比較のポイントをまとめてみました。
まずは、①将来引越しの可能性があるか ②将来リフォームする可能性があるか ③生活スタイルが自分に合っているか を考えてみましょう。
①耐用年数がマンションは約50年、戸建ては約20年と異なりますので、売却を考える場合は売却しやすいマンションがおすすめです。戸建ては売却が難しい訳ではありませんが20年を過ぎればリフォームしないと売りにくくなります。
②マンションでは共用部分のリフォームはできませんし、マンションによっては水廻り位置の変更が禁止になっている場合もあります。
それに比べ戸建ては団地規約で制限があるものを除き、自由にリフォームすることができ増築や間取り変更が可能です。
③通勤、通学で駅を利用される方は駅に近いマンションが便利です。また男の子が2人以上の家庭で周りに対して騒音を気にされる場合は戸建てが向いています。
資産価値や費用面を重視するのではなく、利用価値の観点で自分の生活スタイルと合っているものを選んでください。
次に先ほどの①~③以外の戸建てとマンションに向いている人の特徴です。
1.マンションが向いている人
・世帯人数が少ない
・広さよりも利便性が大事
・町内会などの近所付合いをしたくない
・セキュリティが気になる
・管理や維持にかかる手間を省きたい
2.戸建てが向いている人
・利便性よりも広さや間取りが大事
・複数のマイカーがある(もしくは今後増える)
・庭のある自宅でのんびり過ごしたい
・高齢者と同居する(もしくは可能性が高い)
・家族間でのプライバシーはできるだけ守りたい
最後に念のためにそれぞれのデメリットも確認しましょう。
1.マンションのデメリット
・面積が狭い
・住宅以外にかかる費用が高い
・生活音やプライバシーに注意が必要
2.戸建てのデメリット
・希望の立地にならないことがある
・家事動線が複雑になる
・メンテナンスがすべて自己責任
戸建てかマンションか、何を優先するのかによって判断が違ってきますが、絶対に譲れないポイントは明確にしておいた方が失敗がありません。
תגובות