『教養』とは『他者の立場に立って考えることができる想像力』だそうで、社会人として働く上である程度の教養は身につけたいと思ってきましたが、なかなか難しいです。
教養のある人とは『幅広い知識がある人』と思われがちですが、幅広い知識をひけらかしたり、相手をバカにする道具にしている人は教養があるとは言えません。
教養のある人が身近にいると、あふれる知性と上品さに自分もあんな風になれたらと憧れることがあると思います。広い知識、物事に対する理解力、エネルギー、心の豊かさ(優しさや思いやり)がそう思わせるのでしょう。では、そんな憧れの人になるためには、具体的に何をどうすれば良いのでしょうか?
1. 多角的な視点がある。
2. 話し上手。(説明上手)
3. 冷静沈着。(知識や経験が余裕を生む)
4. 礼儀やマナーが良い。(相手への敬意)
5. 言葉遣いがきれい。(的確な言葉で正確に伝える)
6. 聞き上手(信頼度が上がる)
7. 好奇心旺盛。(教養を身に付けるチャンス)
8. 向上心がある。
9. 努力家。(見えないところで努力)
10. ユニークな人。(雰囲気作りがうまい)
11. 時事問題を知っている。(世の中の動きに敏感)
12. 幅広い知識。(知識のプールがある)
13. 物の扱いが丁寧。(所作に品がある)
14. 思いやりがある。(相手の立場を理解できる)
15. 謙虚である。(自分の立場を理解している)
逆に教養のない人の特徴は、
1.モラルがない。(ルール、マナーを守らない。不正を働く。他人の機微な個人情報に無頓着。)
2.人のせいにする。(自分の非を認めない。他の誰かに責任をなすりつける。)
3.固定観念に縛られている。(視野が狭い。すぐ決めつける。思い込みが激しい。)
4.会話の内容が偏っている。(噂話。芸能ネタ。男女の話ばかりする。)
5.約束を守らない。(待ち合わせ時間に遅れる。遅刻ばかりする。締め切りを守らない。)
6.自分で学ぼうとしない。(自分で調べない。なんでも人に聞いてすぐ忘れる。)
7.感情を抑えられない。(怒りっぽい。不機嫌オーラで周りに気を遣わせる。)
8.言葉遣いが汚い。(舌打ちをする。店員に横柄な言葉遣い。他人の話の腰を折る。)
9.他人を見下す。(人を馬鹿にする。上から目線で人を不快にする。)
いかがだったでしょうか?教養のある人でも、ついつい教養のない人の行動をしてしまっていませんか?
教養は自分の知識であり、自分の作法であり、極端に言えば自分の生きてきた歴史そのものとも言えるかも知れません。
また、教養というものには伸びしろがあり、常に磨かれて成長する事が可能です。だから人はいくつになっても教養で人生を豊かにする事ができるのです。
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